電脳農場2015:春の『もみ蒔き』レポート

2015年4月29日(水)。
GWの始まりにふさわしい爽やかな快晴が広がるこの日、私たちは鴻巣のとある農家を尋ねました。

この日集まったのは、電脳社員の有志とその家族8人。
奥様やお子様も参加して、新しい家族サービスの時間ともなったようです♪

それでは電脳・春のもみ蒔きレポート、いってみましょう!

電脳米づくり第一回:もみ蒔き

この日は電脳米づくりの第一歩ともなる『もみ蒔き』を行いました。

以前、群馬にあった電脳農場で行った米づくりのときは田植えスタートでしたので、
今年は少しレベルアップ!!本格的な米づくりで、参加者もドキドキです♪

種をまくトレイに土を敷く

まずは、種をまくトレイに土を敷く作業をしました。

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「土を入れるだけ」な簡単な作業かと思いきや、平らに均一な量の土を敷かなければならないので
土の入れ方やトレイの設置の仕方を試行錯誤しながら、みんなで取り組みました。

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土を敷く作業中には、土を補充したり土を敷いたトレイを運んだり、なかなか重労働もありました。
お父さん方の腕の見せ所です!!娘さんに力強いお父さんアピールもできちゃいます(笑)

上写真の左端に山積みのトレイ、これすべてにひとつずつ土を敷きました。
数はなんと300以上!!
トレイに土を入れる人・トレイの土を平らにする人・トレイを運ぶ人と役割分担をして作業を進めます。

この作業が終わる頃には、今日の仕事はこれで終わりかと思うほどの達成感!!
・・・さぁ気を取り直して、次の工程です。

トレイに水をまく

続いては、土を敷いたトレイに水をまきます。
次の工程に備えてトレイを一直線に並べ、水をまきます。

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トレイの端まで均一に水がたっぷり行き渡るように、ホースで水をまいていきます。

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この作業、ホースも持つ1人が行う作業なので・・・

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ちょっと手持ちぶたさにもなる時間でもありました。

言ってしまえば「休憩」にもなる時間なのですが、
普段は都会のビル街で働くサラリーマンなわたしたちは・・・

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お庭でみつけた野球セットで、スポーツに励んでみました(笑)
こんなことができるのも、動きやすい格好に動けるスペースがある環境だからこそ!

やっぱり体を動かすって気持ちがいいですね\(^o^)/

 

スポーツで体をあたためた後は、いよいよ種の登場です!!

種をまく

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ゴザとシートの上にあるこちらが後にお米を実らせる種です。
この種を、先ほど下準備をしたトレイに蒔いていきます。

種まきに登場したのは播種機(ハシュキ)という種まきの機械。
(下写真のタイヤがついた車のようなものです)

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機械といっても、こちらは手押し式
つまり、種を播種機に入れて・・・

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トレイの上を手で押して種を落としていきます。
タイヤを転がして播種機を進めると、種が落ちる仕組みになっているのです。

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種が均等に落ちるよう、押すスピードと播種機の中の種の量に気を配りながら
どんどん押していきます。

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一直線とはいえ、トレイは40個ほど並べてあるので、なかなかの距離です。

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種が蒔けたら、トレイの端に乗った種をよけたり足りない部分に種を蒔いて調節します。

ここは人の目で確認して、手で種を蒔く完全な人力作業でした。
種が重なりすぎているとうまく育たないので、チェックは厳重です!

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「ついに苗床完成か!」と喜んだのもつかの間・・・まだでした(笑)

土をかぶせる

次は種を蒔いたトレイに土をかぶせる作業です。
方法は先ほどの種蒔きと同じで、播種機に土を入れて落としていきます。

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似たような姿勢で似たような作業ですが、
うまく苗として育てるために、どれも気の抜けない作業なのだと思うと身が入ります。

無駄なくおいしいお米に育ってほしい。そんな願いをこめて頑張りました。
トレイに種まき→土かぶせの工程を2.5セットほど行いました。

そしていよいよ作業は終盤。

苗床をセットする

広い土の上にトレイを移動させて2列に並べ、黒いビニールシートをぴったりかぶせます。
そして、トレイの両脇に等間隔でワイヤーを差し込んでいきます。

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このとき、ワイヤーを張る高さが同じになるように気をつけなければいけません。
土の状態が一ヶ所ずつ異なる環境なので、慎重にワイヤーを差し込んでいきます。

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ワイヤーがセットできたら、そのワイヤーの中央に紐を結んでいきます。

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結び方を教わって、まっすぐほどけないように結びます。

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この形、見覚えがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そう、ビニールハウスをつくっているのです!

黒のビニールと、さらにこのあと重ねる白のビニールによって作り出される
高温多湿な環境で苗を育てます。

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白のビニールをかけて・・・

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風で飛ばないようにしっかり地面につけます。

これにて、もみ蒔きの作業が完了致しました!!

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もみ蒔きを終えて

もみ蒔き工程の説明中にも何度かでてきましたが、
「均一」というキーワードがかなりポイントとなっていたように感じます。

小さな種が土の中から芽を出し、強く根を張る準備をするために、環境はとても大切です。
種を蒔いていると、種ひとつひとつのことは見えなくなりがちですが、
そのひとつずつが大きく育ち、秋には立派なお米を実らせるのだと思うと
出来る限り、どの種にも同じ良い環境を作ってあげたいという思いが生まれます。

その思いこそが、愛情なのでしょう!

* * *

都会にいてはなかなか体験することのできない農作業。
何かを育てる愛情も、みんなで作業をする楽しさも、一度に味わうことができました。

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次回は6月上旬、次は米作りの花形舞台である『田植え』を行う予定です!
しかも田植えは社内だけではなくお客様など社外の方も参加できます!
ぜひ下記のリンクからお申込みください♪

田植えしてきました!
『電脳農場2015:初夏の『田植え』レポート』でご紹介しています\(^o^)/

過去の田植え体験の様子も公開中!電脳農場活動記はこちら

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